ホームページを作ったのに、何を更新すればいいかわからない。そもそも更新って必要なの?

そんなお悩みを持つ方はとても多いです。実はホームページには大きく分けて3つの使い方があって、どれを選ぶかによって作り方も運用の仕方もまったく変わってきます。

まずはつぎの3つを見て、今の自分のビジネスにどれが近いかを考えてみてください。

1. 置いておくだけのホームページ

紹介で仕事が来るから、ネットからの集客は今は考えていない。そんな方には、情報を置いておくだけのシンプルなホームページで十分です。アクセス数を気にする必要もありません。

目的はただ一つ。会った人が後で検索したときに、あなたのことがきちんと確認できることです。

名刺を渡した後、相手がスマートフォンで名前を検索する場面を想像してみてください。そこに何も出てこなかったり、情報が古かったりするとせっかくの出会いがもったいないですよね。

載せるべき3つの情報

このタイプのホームページに必要なのはシンプルにこの3つだけです。

事業内容

何をやっている人なのか、どんなサービスを提供しているのかを明確に。メニューや料金もあると親切です。

プロフィール

どんな人なのか、なぜこの仕事をしているのかを書きます。資格や経歴だけでなく、仕事への想いや大切にしていることを入れると、読んだ人がこの人に頼みたいと感じてくれます。

連絡先

電話番号、メールアドレス、使っているSNSのリンクなど、問い合わせの入り口を複数用意しておくと安心です。

更新しないと会社名検索でも出なくなる

一つだけ気をつけてほしいことがあります。

更新をまったくやめてしまうと、Googleにこのサイトは活きていないと判断されてしまいます。集客が目的でなくても、屋号や自分の名前で検索したときに出てこなくなるのは困りますよね。

Googleは定期的に更新されているサイトを検索結果に表示しやすくなります。逆に何年も放置されたサイトは、少しずつ順位が下がっていきます。半年〜1年に一度、料金や連絡先に変わりがないか確認する習慣をつけておくと安心ですよ。

WordPressについて知っておいてほしいこと

ホームページを作る際によく使われるWordPress(ワードプレス)についても少しお伝えします。

WordPressは世界中のホームページの4割以上で使われている、世界シェアナンバーワンのツールです。それだけ広く普及しているということは、GoogleもWordPressとの相性を重視していて、SEOにも強い構造になっています。

ただし、利用者が多い分サイバー攻撃の標的になりやすいという側面もあります。置いておくだけのホームページであっても、定期的なアップデートやセキュリティ対策といった保守管理は忘れずに行いましょう。せっかく作ったホームページを長く安全に使い続けるために、最低限のメンテナンスは大切です。

2. 既存のお客様向けのホームページ

InstagramやYouTube、Xで興味を持ってくれた人は、次にどこを見るか考えたことはありますか?

名前や会社名検索をしてホームページを探します。SNSで雰囲気は伝わっても、料金・実績・プロフィールといった具体的な情報を見て、「この人は本物かな?」と確認しに来るかたが多いです。

SNSで興味を持った人が、さらにホームページが整っていることで問い合わせが増えるということがよくあります。

ここでのホームページの役割は、SNSやYouTubeで興味を持ってくれた人の背中を最後にそっと押すことです。

SNS・YouTubeからホームページへの導線を整える

SNSのプロフィール欄にホームページのリンクを貼るのはもちろん、投稿の中でも詳しくはホームページへと誘導する流れを作っておきましょう。

ホームページに来てくれた人が迷わないよう、料金・メニュー・お問い合わせ方法をわかりやすい場所に置いておくことが大切です。興味を持ってくれているのに、問い合わせ方法がわからなくて離れてしまうのはもったいないですよね。

活動報告とお客様の声

月1回でも、今月の取り組みや気づきを書くことを続けてみましょう。整体院であれば施術の事例や体のケアに関するアドバイス、工務店であれば施工事例や現場レポートなど、専門家らしさが伝わる内容が信頼につながります。

お客様の声は長い文章でなくて構いません。対応が丁寧だった、また依頼したいといった短い一言でも、実際に利用している人がいるという安心感を十分に伝えられます。

\ お客様の声についての詳細は、こちらの記事をチェック /

イベント情報と季節のメニュー

季節ごとのメニューやイベント情報もホームページに残しておきましょう。SNSは情報が流れてしまいますが、ホームページに置いておけばいつでも見返せます。SNSで告知しながら「詳しくはホームページへ」と誘導する流れができると、問い合わせへの導線がぐっと整います。

3. 新規のお客様を呼ぶホームページ

まだ自分を知らない人に検索で見つけてもらいたい、ホームページから定期的に問い合わせが来るようにしたいという方には、コンテンツの設計が必要です。

手間はかかりますが、うまく機能したときのリターンも大きいです。広告費をかけなくても、記事が資産として積み上がっていくからです。

専門記事で検索に引っかかる

たとえばリフォーム会社なら、「 仙台 リフォーム 費用 相場 」や「 仙台 外壁塗装 業者 選び方 」といった、お客様が実際に打ち込みそうなキーワードから逆算して記事を書きます。

大切なのは自分が書きたいことではなく、相手が検索しそうなことを起点にすることです。お客様の悩みや疑問にピンポイントで答える記事は検索で上位に表示されやすく、読んだ人が相談してみようと感じてくれます。

タイトルにはメインのキーワードを入れてください。仙台などの地域名は本文の中に自然な形で入れるのが効果的です。少し入れすぎかなと感じるくらいがちょうどいいこともありますよ。

プロが使うキーワード選定ツール

どのキーワードで記事を書くかは、勘や経験だけでは限界があります。ホームページ制作会社では専用のツールを使ってキーワードを選んでいることが多いです。よく使われるツールをご紹介します。

Googleキーワードプランナー(無料ツール)

Googleが提供する無料ツールです。どのキーワードがどれくらい検索されているかのボリュームを確認するのに役立ちます。

Googleサーチコンソール(無料ツール)

自分のサイトが実際にどんなキーワードで表示されているかを把握できる、運用には欠かせない無料ツールです。どの記事がどんな検索で読まれているかもわかるので、次の記事のヒントにもなります。

ラッコキーワード(無料・有料ツール)

検索されている関連ワードをまとめて確認できるツールです。無料プランから使い始めることができますが、有料プランではより詳細なデータの取得や一度に多くのキーワードを調べることができます。

Ahrefs エイチレフス(有料ツール)

月1〜2万円ほどの海外製有料ツール。競合サイトがどのキーワードで上位表示されているかや、自分のサイトへの被リンク状況まで詳しく分析できます。本格的にSEOに取り組みたい方に選ばれているツールです。

SEMrush セムラッシュ(有料ツール)

こちらも月1〜2万円ほどの海外製有料ツール。キーワード分析から競合調査、広告の分析まで幅広くカバーしており、SEOと広告を組み合わせて戦略を立てたい方に向いています。

データをもとに戦略的にキーワードを選ぶ。そこが感覚で記事を書くのとの大きな違いです。

コラムだけではなく、活動報告やイベント情報も一緒に育てる

SEOを意識した専門記事を書くことはとても大切です。ただ、コラムだけを積み上げていけばいいかというと、そうとも限りません。

Googleはサイト全体の動きを見ています。コラムの更新に加えて、今月の活動報告やイベント・キャンペーン情報なども定期的に投稿することで、このサイトは常に動いているという評価につながります。更新頻度が上がることで、サイト全体のSEO効果が底上げされていくんです。

また、活動報告やイベント情報はSNSのフォロワーや既存のお客様にも刺さるコンテンツです。コラムは新規の方を検索から呼び込む役割、活動報告やイベント情報はすでに知っている方との関係を温める役割と、それぞれ違う働きをしています。

この2つをバランスよく組み合わせることで、新規のお客様にも既存のお客様にも届くホームページに育っていきます。

YouTube対談動画からの記事化

最近、YouTubeで対談動画を取り入れる個人事業主や中小企業がとても増えています。話すのが得意な人だけがやっているわけではありません。

対談動画の良さは、この人はどんな人なのか、どんなことを学んでいるのか、何を大切にしているのかが、生の声や表情からリアルに伝わることです。テキストでは伝わりにくい人柄や熱量が、動画だと自然と伝わります。専門家としての知識だけでなく、その人らしさが見えることで、見た人がより親しみを感じやすくなります。

また、対談形式は一人で話すよりも会話のテンポが生まれるので、見ている人も聞きやすく、テーマの深みが増すという特徴もあります。業界の仲間や専門家と話すことで、第三者の目線が加わり信頼感も高まります。

まるっこ

その動画の内容をテキストに起こしてホームページに掲載しておくと、動画は動画で、記事は記事で、それぞれ別の検索から人が集まってくるようになります。同じ内容でも掲載することに十分な意味があります。

記事を積み上げていく

どんなキーワードで検索されているかを把握したうえで記事を増やしていくと検索結果に表示される機会がどんどん増えていきます。最初は反応がなくても、記事が10本、20本と増えるにつれて、少しずつ問い合わせにつながってくるケースが多いです。

何を書けばいいかわからないという場合は、お客様からよく聞かれる質問をリストアップするだけで記事のネタが出てきます。日々の仕事の中にコンテンツのヒントはたくさんありますよ。

まとめ

ホームページの役割は、置いておくだけでいい、既存のお客様との関係を育てる、新規のお客様を検索で呼ぶ、この3つに分けて考えると何をすべきかが見えてきます。

最初から全部やろうとしなくて大丈夫です。今の自分のビジネスに合った使い方を一つ選んで、まずはそこから始めてみてください。