こんにちは、CAMPFIRE公式キュレーションパートナーのまるっこデザインです。
「食品・飲食店でもクラウドファンディングができるって知った。じゃあ、実際どうすれば成功できるの?」
そんな疑問を持っている方に向けて、この記事を書きました。
クラウドファンディングは、ただページを公開すれば支援が集まるというものではありません。でも、事前にしっかり準備を整えれば、初めての方でも十分に成功を目指せます。
食品・飲食店がクラウドファンディングで成功するために意識してほしい6つのポイントをご紹介します。一つひとつ確認しながら、ぜひプロジェクトの準備を進めてみてください。
「なぜ自分がやるのか」を伝えるストーリーを作ろう
クラウドファンディングで最も大切なのは、コンセプトとストーリーです。
「新しいお店を開きます」という情報だけでは、支援者の心はなかなか動きません。「なぜこのお店を作りたいのか」「どんな想いでこの商品を作ったのか」という背景が伝わってはじめて、支援者が「応援したい!」と感じてくれます。
たとえば、同じ「飲食店の開業」でも「念願のカフェをオープンします」より 「地元の農家さんと一緒に、この街の食材だけで作る料理を届けたいんです」
という言葉の方が、ぐっと心に刺さりますよね。
プロジェクトを始めようと思ったきっかけ、これまでの経緯、実現したい未来。そういった「人となり」が伝わるストーリーを丁寧に言語化することが、支援を集める第一歩です。
食品・飲食店ならではのリターンを考えよう
リターンとは、支援してくれた方へのお返しのことです。クラウドファンディングにおいて、リターンの魅力はプロジェクトの成否を大きく左右します。
食品・飲食店には、他のジャンルにはない魅力的なリターンを設定できる強みがあります。
たとえばこんなリターンが人気です。
- オープン記念の食事券や先行予約権
- 支援者だけが参加できる限定試食会や料理教室
- 新商品の先行販売
- 開発ストーリーが書かれたお礼状付きのセット
- お店のロゴ入りオリジナルグッズ
- 生産者と直接交流できる収穫体験ツアー
「お金を払う」というより「特別な体験に参加する」という感覚になれるリターンは、支援者にとってとても魅力的に映ります。
支援金額に合わせて、1,000円・3,000円・10,000円・30,000円など、複数の価格帯を用意しておくと支援者が選びやすくなりますよ。
③ 集めた資金の使い道を具体的に伝えよう
「資金を集めたい」という気持ちは伝わっても、「集めたお金をどう使うのか」が見えないと、支援者は不安を感じてしまいます。
資金の用途はできるだけ具体的に書きましょう。
「店舗改装費として50万円、新しい調理器具の購入に30万円、食材の仕入れ初期費用に20万円」というように、内訳まで明示できると支援者に安心感が生まれます。
「この人は本気でやろうとしているんだな」という信頼感につながるので、ぜひ丁寧に書いてみてください。
④ 食べ物の魅力はビジュアルで伝えよう
食品・飲食系のプロジェクトにおいて、写真や動画の力はとても大きいです。どんなに言葉を尽くしても、美味しそうな一枚の写真にはかないません。
プロジェクトページに載せる写真は、できる限り質にこだわってみてください。
料理の写真は自然光で撮ると美味しそうに見えます。食材の産地や生産者の顔が見える写真は、ストーリーの説得力を高めます。
お店の雰囲気が伝わる内装や、料理を作っている工程の写真も効果的です。動画があれば、料理の音や香りまで想像させることができます。

スマートフォンでも、光と構図を意識するだけで写真の印象はぐっと変わります。「おいしそう!」「行ってみたい!」と思ってもらえる一枚を大切にしてみてください。
誰に届けたいのかを明確にしよう
プロジェクトを公開する前に、「誰に支援してもらいたいか」を明確にしておくことが大切です。
たとえば、地元のお客様に向けて開業資金を集めたいのか、全国のこだわり食品ファンに向けて新商品を届けたいのかによって、プロジェクトページの書き方も、プロモーションの方法も変わってきます。
地元をターゲットにするなら、地域のつながりや地元への愛着を前面に出すと共感を呼びやすいです。全国をターゲットにするなら、「ここにしかない」「この人にしか作れない」という唯一性を強調することが大切です。
ターゲットが明確になると、SNSでの発信内容も自然と定まってきます。プロジェクト公開前から、どこでどんな発信をするかを計画しておきましょう。
支援者とのコミュニケーションを大切にしよう
クラウドファンディングは、プロジェクトを公開したら終わりではありません。公開期間中も、支援者との関係を丁寧に育てていくことが大切です。
プロジェクトの進捗をこまめに報告する、支援してくれた方へお礼のメッセージを送る、質問には丁寧に答える。こうした小さなコミュニケーションの積み重ねが、支援者の信頼につながり、口コミで新しい支援者を呼んでくれることもあります。
また、支援者からのフィードバックをもとにリターン内容をブラッシュアップしたり、プロジェクトページの文章をより伝わるように改善したりすることも大切です。
「支援してよかった」と思ってもらえる体験を届けることが、プロジェクト終了後もファンとして応援し続けてもらえることにつながります。
関連記事もあわせてどうぞ
食品・飲食系のクラウドファンディングについて、さらに詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
▶ 食品・飲食店がクラウドファンディングをやるときに知っておきたいこと
▶ そもそもクラウドファンディングって何?はじめての方にわかりやすく解説します
まとめ
今回ご紹介した6つのポイントを振り返ります。
① 「なぜ自分がやるのか」を伝えるストーリーを作る ② 食品・飲食店ならではの魅力的なリターンを考える ③ 集めた資金の使い道を具体的に伝える ④ 食べ物の魅力はビジュアルで伝える ⑤ 誰に届けたいのかを明確にする ⑥ 支援者とのコミュニケーションを大切にする
この6つを意識するだけで、プロジェクトの質はぐっと上がります。
とはいえ、「ストーリーをどう書けばいいかわからない」「リターンの価格設定に迷っている」「ビジュアルの準備が不安」という方も多いはずです。
一人で全部やろうとしなくて大丈夫です。ストーリーの言語化から、リターン設計、ページ制作、告知の準備まで、一緒に考えながら進めていきます。
「自分のプロジェクトでどう活かせるか話を聞いてみたい」だけでも大歓迎です。まずはお気軽にご相談ください。
